目次
@まえがき
Aほしのの。 〜あふたー・でいず1〜
Bあとがき
C没ネタ
Hあたいってばさいきょーね!




@まえがき

私の言葉など要らないという方はおとなしく飛ばして下さい><


さて、この度『ほしのの。―あふたー・でいず1―』(以下、本作もしくはこれ)を書いたルーシーです。
最初は米レスで「ほしのの。の続きとか書かないんですか?」というでかい釣り針に引っ掛かってしまったクマー。
いやもう、ほんと大変でしたね。
でばーーさんの書いたほしのの。(以下、原作)自体が既に甘々なのにでばーーさんも盾さんもゲロ甘が読みたいとか言うわけですからね。
思わず、二人の口にチョコバナナ(ホワイトチョコver)を思いっきりねじ込んでやろうかと思いました(何
というわけで、このメモ帳を開いてるやつ全員をニヤニヤさせてやるからな!覚悟しろよ!



Aほしのの。 〜あふたー・でいず1〜


「ゆーちゃんさ、明日は暇?」
 俺が風呂上がりの一杯を堪能しているとき、唐突にそう言った。
 はるねぇの唐突な話題振りは今に始まったことでもないので驚かないけど。
「んー、何かあるのか?」
 バイトもないし、今のところは断る理由もなかったので話を聞いてみることにした。
「あのさ、プール行かない?」
「プール?」
「うん。 ちょうど無料チケットを貰ったから行きたいなって」
「んー、まぁ、いいけど」
 こうして、俺の明日の予定ははるねぇとプールに行くこととなった。


 5月8日。
 まだ夏には遠いというのに朝から24度を超えるという不思議なことが起こっている。
 別に屋内プールだし、移動にしたって車だから気温なんて関係ないけど。 
「いやー、悪いね弟君」
 後部座席から声をかけてきたのは千鳥さん。
 俺はてっきりはるねぇと二人っきりだと思っていたのだけど、実際には千鳥さんがるねぇを誘い、それに俺が連れていくものだったらしい。
「いえ、どうせ家にいても勉強するだけでしたし」
「あー、そういえば今年3年だっけ? もしかして、誘わない方がよかった?」
「そんなことないですよ。 息抜きにはちょうどいいですし」
 何より、卒業すればどうしたって遊ぶことは少なくなってしまうだろうから今のうちに少しでも思い出を作りたかったのだ。
「ふーん、つまりは私たちの水着姿が見たいという誘惑に勝てなかったわけね……」
「すみません、千鳥さんが来るってことは今日の朝まで知らなかったわけですが」
 はるねぇの水着姿が見たかったかどうかは否定しない。
 実は最近になって新しい水着を買ったらしいし。
「でも、結果的に両手に花で嬉しいんじゃないのー?」
「まぁ、嬉しいと言えば嬉しいですけど……」
 しかし、これをクラスメイトに見られた日には確実に死亡フラグが立ってしまうからそれを考慮したらはるねぇ1人の方がまだマシだったと言えなくもない。
 まぁ、そんな漫画とかにありがちな展開がそうそう起きるとは思えないけど。
「でしょー? 素直に認めるなら少しくらいサービスしてもいいよ?」
「何をする気ですか」
「何をしてほしい?」
 バックミラーから見える千鳥さんはニヤニヤしている。
 まったく、子供じゃあるまいし、こんな遊びはやめて欲しい……。
「ゆーちゃん、耳が真っ赤になってるよ」
 助手席にいるはるねぇまでもそんな風に言い始める。
 はるねぇは味方だと思っていたのに!
「別に弟君の年齢ならそういうのが普通だと思うよ?」
 ……何故だか、はるねぇの友達には必ずと言っていいほどからかわれてる気がする。
 人生経験の差だろうか?
 高校では基本的に同学年以外とはまったく会話しないから分からないけど。
 でも、こんな他愛もない話をしている時間が心地よかった。



「ねぇ、ゆーちゃんもう1回!」
「いや、少しくらい休ませてくれ……」
 やたらと元気なはるねぇに腕を引かれながら言った。
 いくらウォータースライダーを初体験したからと言って、どうしてここまで元気になれるんだろうか。
 千鳥さんはなんとなくヤバいことを察知したのか一周目でとっとと傍観者になり、俺は13周目だというのにさらに引っ張られようとしていた。
「ゆーちゃん、若いんだからこれくらいでへばってちゃダメだよ!」
「疲れるっていうか、目が回るんだよ……」
 ここのウォータースライダーはやたらと曲がりくねっていて1周かそこらならまだしも、二桁もやるとさすがに目が回ってくるのだ。
「むぅ。 じゃあ、ウォータースライダーはいいからさー」
 なんとしてでも俺を休ませる気はないらしく、腕を引っ張って抗議してくる。
 もちろん、水着越しに伝わってくる感触なんて気にならない。
 大体、はるねぇの幼児体型なんかにそんな感情を抱くわけがないのは自明の理だ。
 もちろん、水着が学校指定の水着からフリルのついた可愛らしい感じのものになっても興奮などまったくする。
 ……やばい。 これじゃあ俺はまるでただの変態みたいじゃないか。
 冷静になれ、川島結城。
 ここで冷静にならないでいつ冷静になるんだ。
「はるねぇ……」
 俺ははるねぇを引き剥がし真剣にはるねぇを見据える。
 その態度に重要なことを言うだろうことを察したのか、少し怯えながらも俺の言葉を待っている。
「……すごく、可愛い」
 俺の言葉に一瞬、何を言ってるのか分からないという表情をするが、だんだんと飲み込めてきたのかみるみるうちにその頬を紅潮させていく。
「い、いきなり何を言ってる!?」
 はるねぇが大声をあげるせいで周りの人が一斉にこっちを見る。
 うわ、すごい恥ずかしいぞ……これ。
「いや、今まで言ってなかったなって……」
 『思ったことは正直に言え』というのが川島家のモットーなんだから別にそこまで驚く必要はないと思うが……。
 いや、普段は恥ずかしいから言わないけど。
「えっと……ありがと」
 慣れない褒め言葉に照れながらもお礼を言う姿がまた可愛い。
 まぁ、俺も恥ずかしいから2度もそんなこと言わないけど。
 というか、何で唐突にこんなことを言ってるんだ。 俺は。
 まぁ、後悔はしてないけども。
「いやー、若いっていいねー」
 いつの間にか俺の横にいた千鳥さんがそう言った。
 あなたは武術の達人か何かか。
「しばらく見ないうちに弟君も可愛いだなんて恥ずかしげもなく言えるようになっちゃったわけかー」
「いや、別に恥ずかしくないわけでは……というか、何で聞こえてるんですか」
 俺が可愛いって言った時には近くにいなかったはずだぞ。
 あなたは武術の達人か何かだ。
「じゃあ、私にも可愛いって言ってくれる?」
 囁くようにそう言って、さっきのはるねぇ以上に俺の腕にしがみついてくる千鳥さん。
 やっぱりというか何と言うかはるねぇよりも二の腕に当たる感触が大きい。
 しかも、身長的には千鳥さんの方が近いので顔の位置的にもさっきよりまずいことになってしまった。
 誰に指摘されなくても自分の耳が紅潮してることが分かる。
「えーっと……別に恥ずかしげもなく言ったわけじゃないですし、大体、どうしてそんなことを言ってほしいのか……」
「女の子なんだから可愛いって言われたいのは当たり前じゃない」
 あー、どうしよこの状況。
 男子校に通っていてはるねぇ以外の女の人と会う機会が滅多にない俺にとってこれは毒だ。
「駄目ー!」
 はるねぇはそう叫ぶとまたしがみついてきた。
 ……何も考えられなくなってきた。
 どうすりゃいいんだろ……これ。
「か、川島ー! 貴様ー!」
 その叫び声の主を見たとき、俺は世界が止まったような気がした。
 よりにもよって、声の主はあの生徒会長だったのだ。
「聞くだけ聞いてやるが、それは一体、どういうことだぁ……!」
「いや、あの……」
 文字通り、両手に花の状態だから言い訳の余地がなかった。
 しかし、何か言わないと夏休み明けの俺の人生が……!
「ん、弟君の友達?」
 千鳥さんが俺の腕から離れてそう尋ねてきた。
「はい、川島くんのお友達をさせてもらっている――」
「あ、じゃあ、私は彼とデートに行ってくるね」
 そう言うと千鳥さんは生徒会長の方へと歩いて行く。
「じゃあ、行こっか」
「はい、喜んで!」
 千鳥さんの笑顔の誘いに即答する生徒会長。
 ……もしかして、一人で来たのだろうか。
 だとしたら、可哀そう過ぎる。
「じゃ、あとでねー」
 千鳥さんはそう言ってウィンクしてから生徒会長と一緒に奥の方へと行ってしまった。
 何だったんだ、今の……。
「……」
「……はるねぇ?」
 はるねぇは千鳥さんは離れたというのに腕から離れようとしない。
 それどころか、睨まれてさえいる。
「ゆーちゃん、デレデレしてた……」
 ……はるねぇは怒っていた。
 しかも、割と本気で怒っているように見える。
「いや、あのな……?」
「ゆーちゃん、デレデレしてた」
 ……どうやら、言い訳を聞く気はないようだ。
 でも、あれはしょうがないと思うんだけど……。
「……ごめん。 何でもない」
 そう言うと腕から離れた。
 その姿は心なしか沈んでるようにさえ見えた。
 ――何をやってるんだ。 俺は。
 仮にもはるねぇの弟でもあり、彼氏でもある俺が何を簡単に惑わされていたんだ。
 『女を泣かせるやつは許さん』
 唐突に祖父の声が聞こえたような気がした。
 そうだ、はるねぇを不安がらせておいて偉そうなことは言えない。
 そう考えた俺の次の行動は早かった。
「え、何々!?」
「はるねぇ……ごめん」
 俺ははるねぇを強く抱きしめて言った。
 もう不安がらせないために。
「えっと、あの痛いっていうか……すごい、見られてるんだけど」
 その言葉を聞いて周りを見る。
 さっきよりも好奇と嫉妬の視線が増えてることが簡単に判断できた。
 その後の記憶は飛んでしまったので詳しくは覚えていない。
 ただ、どうしようもなく恥ずかしかったのだ。


「いやー、お姉さんは本当に驚きだよ」
 帰りの車内での千鳥さんの第一声はそれだった。
「何がですか」
 俺は夕焼けに染まっている道路を走りながら淡々と尋ね返した。
 というか、出来れば思い出したくなかったんだけど。
「またまたー、とぼけちゃってー」
 ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべながら言う姿がまた憎かった。
 そもそも、元凶が何を言ってるんだ。
「……ところで、何であんなことしたんです?」
 俺はそんな感情をしまいつつ、先ほどのことを聞いてみた。
 あんな唐突に嬉し……抱きつかれるようなことをした覚えなどないから本気で訳が分からなかった

「んー、サービス?」
「嘘はやめてください」
 むしろ、サービスというよりはドッキリだったぞ。
 心臓に悪いから次からはやめて欲しい。 ……はるねぇのいる前では
「嘘じゃないって。 弟君じゃなくて榛名へのサービスだけど」
「はるねぇへの?」
 むしろ、嫌がらせに近かった気がするけど……。
「いや、榛名ってば言葉では好きーとか言ってるけど、行動ではあまり示さないでしょ?」
「えぇ、まぁ……」
「だから、少し発破をかけようかなー、と」
「そんな事情が……」
 千鳥さんははるねぇのことを考えてあんなことをしたのか。
 なんて――
「なんて迷惑なんだ」
「そこは心の声にしておくべきなんじゃないかな」
 千鳥さんは苦笑しながらそう言った。
 しかし、心の中にしまっておいて欲しかったのは俺の方だ。
 嬉しくなかったわけじゃないけど。 もちろん、はるねぇへの友情的な意味である。
「というか、あんなまんざらじゃない顔しておいてその態度は酷いと思うなぁ」
「いや、それはそうですけど……」
 あれは条件反射みたいなものだからしょうがないじゃないか。
 あと、仲を取り持とうというならはるねぇの前で(寝てるけど)そういうことを言わないで欲しい。
「まぁ、これで少しはマシになったんじゃないかと思うのよ」
「はぁ……」
 何かやりとげたみたいな感じに笑ってるけど、結構な失敗だったような気がするんだが。
 まぁ、自信ありげに言ってるし、いちいち言わないことにしよう。
「それに、思ったより弟君は愛情表現してるみたいだし何とかなるかなって」
「……普段からあんなことをしてるわけじゃないですよ?」
「そりゃあ、普段からあんなにイチャついてたら逆に問題よ」
 まぁ、そのとおりだけども。
 でも、プールでそれをさせようとしたあなたが言うな。
 さすがに、これを声に出すことはしないけど。
「榛名、肝心なところで人を頼らないところがあるから適度に甘えさせてあげてね?」
「まぁ、出来る限りは頑張ってみますけどね」
「その意気やよし」
 千鳥さんは笑みを浮かべながらそう言って、この話題は終了した。


 千鳥さんを送り届け、家に着く頃にはもう辺りは暗くなっていた。
 出来れば、今スグにでも寝てしまいたい。
「はるねぇ、着いたぞ」
「んー、ありがとー」
 寝起きだからか反応が鈍かったが、ノロノロと車内から出る。
「今日は楽しかったな」
「うん。……ところで、千鳥はなんて言ってた?」
 その言葉に条件反射で動きが止まる。
 いや、一切、悪いことなんてしてないけどさ。
「急にどうしたんだよ」
「あ、今日はいつもと違うから何か考えがあるのかなって」
 はるねぇは少しだけ照れてるような感じに言った。
「はるねぇがあまり俺に甘えてないんじゃないかって心配して発破かけたんだとさ」
「……それだったら、別の方法もあった気がするんだけど」
「まぁ、そうだな」
 というか、よく考えるとただ関係がこじれて終わりそうだよな。
 まぁ、はるねぇに限ってそれはないだろうと考えてだろうけど。
「でも、そんなことなら……一つお願いしてもいい?」
「内容による」
「えっと、膝枕させて欲しいなぁって……」
「膝枕?」
 俺は思わず鸚鵡返しに聞き返した。
 どう考えてもそれは甘えるとは言えない気がするんだけど。
「うん。 駄目……かな?」
「断る理由はないけどな……」
 むしろ、普通に嬉しい。
 もちろん、見られないことを前提の話だけど。
 見られることを考えたら普通に恥ずかしすぎる。
「けど、俺に出来ることだったもっと他のことでもいいんだぞ?」
 俺がそう言うとはるねぇはゆっくりを首を横に振って言った。
「私はやっぱり、お姉ちゃんとして頼られてるときが一番うれしいし、それに、これはゆーちゃんに出来ないことだし」
「んじゃ、いいけど」
 こうして、長い1日は終わりを告げるのであった。

Bあとがき
まず、これを書いてる途中で何か気になることがあって検索をかけると高確率でBLものが出てくるのはどういうことなんだろうか。
私にゆーちゃん×生徒会長でも書けというお告げなのだろうか。私は嫌だけど。
眠くて後半にどことなく手抜き臭がするような気がするけど、眠くても全力は出してるからいいよね!
サブタイについては特に何もない。
性格とかひどいくらいに変わったのは年月が経ったからです。それだけです



C没ネタ。
原作を見返したときとか書いてるときに浮かんだネタを中心に片っ端から書いてみる。


・鬱展開
最初は入れようかと思ったけど、ゲロ甘というくらいだから鬱だなんていう対極にあるようなものを入れてはいけない(甘さを引き立たせるために入れるという考えはあえて排除)と思い、却下。
これを見ようとする人は甘い展開を見にきただけですし。
それに私は飢えている!乾いている!萌えに!
リバースカード、オープ(ry


・みのりんとみぞぐっちーの出現
みぞぐっちーを書くのが難しいので却下。
難しいというか、みぞぐっちーとゆーちゃんのキャラがどことなく被ってるから書き分けるという労力の削減のためというか。
あとは野郎の描写なんかすんじゃねぇって言う百合思考の人対策。

・しもつかれ
でばーーさんと盾さんのリクエストはゲロ甘。
ゲロ甘=嘔吐物甘=はるねぇが甘いしもつかれを振る舞う小説を書けという意味だったんだ!
な、なんだってー!?・・・よし、真面目に考えるか

・戸田先生の出現
いやらしい目で見ることに定評のある人らしいけど、はるねぇは女の子だからそう見られてるだけじゃ・・・と思ってましたが。
いや、もしかしたらこれはゆーちゃんが戸田先生の好みだということを察した上での発言だったのか!?
な、なんだってー!?・・・さて、馬鹿なことを考えるのはやめようか

・お風呂に一緒に入る
確かにゲロ甘にはなるだろうけど、どう考えてもアウトです。本当に(ry

・栃木二高の文化祭
一応、はるねぇが高校在学中の話もありかなーとは思った。
けど、二人が望んでいたのはアフターストーリー・・・つまり、時期的には無理かなって。
嘘だけど。
というか、時期的には普通に出来るし。
はるねぇメイドも需要があるとは思うけど、そんなゲームの最低難易度を選ぶような真似はできません。
水着はどうなんだ、という意見は聞こえません


Hあたいってばさいきょーね!
眠いから、ね・・・?